夜間、大型トラックのエアー漏れレスキュー依頼がありました。
トラックの後方からエアーが尋常じゃないほど漏れており、信号待ちでもエアー残量がどんどん減っていくので何とかしてほしい!とのことでした。
乗務員さんは「よくわからんがとにかく漏れている」とだけおっしゃるので、電話で症状を聞くだけでは詳しいことはわかりません( ;∀;)
ブレーキかリレーバルブか、ABS系かエアサスか・・・
考えていても仕方ないのでとにかく現場へ直行!
到着してトラックの下へ潜ってみると、いとも簡単に原因を特定。
エアータンクのドレンが、すぐ下にある鉄板の浮き上がりによって押されておりエアーが漏れていました。
この事例は時々あることなのですが、これはトラックの作りに問題がありますよね(;´Д`)
特に低床トラックに多いのですが、設計上スペースがなく、どうしてもギリギリの状態で架装してしまうんです。
ただ、トラックの制作時には問題がなくても、何年かすると、上の写真のように鉄板が浮き上がったりしてしまうんですよね・・・
(タンクの真下にないドレンは、そもそも機能的にどうかと思いますが)
応急として、浮き上がった鉄板を下げてできた隙間に、持っていたスチールアングルを挟み込みエアーを止めました。
トラックの下で撮った画像を乗務員さんに見せて原因と応急処置を説明し、後日、修理をしていただくよう説明してレスキュー完了となりました。
原因がわかればなんてことないトラブルですが、走行中にエアーがシューシュー漏れたらビックリしますよね(;´Д`)
ともかく、大事でなくて何よりでした!(^^)!
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ななし (火曜日, 18 10月 2022 15:13)
整備士でないとわからんし
対応出来ないと思います