深夜、「大型トラックのエンジンがかからなくなった」との救援のご依頼がありました。
症状を聞くと、愛知県北部の国道41号線を走っている時になんとなくエンジンがカブるような症状が出ていたが、大きな問題がなく走れたためそのまま走行。
しかし、犬山市から小牧市に入った辺りで段々と走行に支障をきたす程の症状が現れ、小牧インター付近でとうとうエンジンが「虫の息」状態に・・・
コンビニなどへ入りたかったが付近になく、仕方なく路肩に寄せて停車したところすぐにエンジンが停止。
セルを回してもエンジンがかからず、立ち往生になったらしいのです。
すぐに出動しましたが50分程かかり到着。
深夜とは言え幹線道路での路肩停車のため、パトカーがトラックの後方に止まって警戒してくれていました。
トラックに乗り状態を確認すると、セルは勢いよく回るのですが初爆がありません。
まず、簡単な箇所をいくつか点検しましたが異常無く、一旦診断機をつないでみましたが特にエラーも出ませんでした。
次に怪しい燃料フィルターを見てみると、フィルターの汚れが尋常ではなく、フィルターの収まるカップの中はヘドロ状の物がかなり溜まっていました・・・
以前のブログにも書いたのですが、フィルターのみを交換してカップの中を清掃しない人(業者)が居るんですよね。
運転手さんに聞くと、オイル交換や燃料フィルター交換は、会社指定のガソリンスタンドでやってもらっているとのことでした。
悪くは言いたくありませんが、ガソリンスタンドで交換作業をしたトラックって、トラブルが多いんですよね(-_-;)
カップ内の清掃を済ませ、持ってきた燃料フィルターと交換。もちろん、燃料系のエアー抜きを実施してセルを回してみると、抜けきらないエアーと格闘しながらもなんとかエンジンがかかりました。
原因が特定され、修理完了が出来て安心できました(^▽^)/
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