大型トラック　ファンベルト

運送会社さんからのご依頼で、ファンベルト切れでのレスキュー出動でした。

雨天での作業で写真を撮る余裕もなく、画像がないのでスミマセン・・・

埼玉県にある運送会社さんのトラックで、大阪へ向かう途中にベルトが切れ、すぐ近くにあったコンビニへ入ったようでした。

管理者の方が修理業者を手配する際、夜間でディーラー手配だと時間も料金もかかるためどこか無いかダメ元でインターネットで検索したら当社を見付けていただいたとのことでした。

ネットって便利ですねぇ！(^-^)

現地へ到着しすぐに作業開始。三菱ふそうのスーパーグレート・６Ｒ１０エンジンで、最新の３本掛けではなく１本掛けでした。

最近のファンベルトはひと昔前のＶベルトと違いベルト切れはあまり起きませんが、原因を探しつつ切れたベルトを取り除き、各プーリーの異常や他の補器への損傷がないことを確認した後に新しいベルトを装着しました。（この時点では原因はわかりませんでした）

まぁ、ここまではよくある通常の作業なのですが、エンジンを始動し異常なく回ることを確認しエンジン回りにオイル漏れなどがないか確認していた時に（特に依頼はされてませんでしたがキャビンを上げたついでですので・・・）何気にテンションプーリーを見ると、本来の位置よりベルトがわずかにずれているのを発見しました。

そのまましばらく注視していると、少しずつですが前側（車両進行方向）へずれていくのが確認でき、乗務員さんにも確認していただき、もう一度ベルトを張りなおしてみることにしました。

その上でもう一度エンジンをかけてしばらく観察していると、やはり先ほどと同じ現象が起きているためテンションプーリーが異常と判断しました。

この症状は以前にもあり、中古のテンションプーリーをサービスカーに載せてあったので、追加作業の了解を得て交換いたしました。

作業を済ませ、異常