ずいぶんブログをさぼってしまいました・・・
インスタを中心にやるようになり、スマホでも簡単に投稿できるのでそちらがメインになってしまいましたm(__)m
さて、表題の「DPFトラブル」ですが、ここ数ヶ月、お問い合わせがとても多くなりました。
もちろん、お問い合わせだけでなく実際に作業をさせていただいた車両も数多くありますが、DPFの詰まりには皆さん困っていらっしゃることがよくわかります。
また、一般の整備工場さんだとDPF関係に詳しくない方が多く、ディーラーさんでも間違ったアドバイスをすることがあるようです。
まぁ、ディーラーさんの場合、下手に洗浄をしてすぐにまた不具合が発生してしまうリスクを回避するために「交換しかないですね」と言ってしまうのでしょうが・・・
実は、DPFトラブルの多くは『正しい洗浄』で直るんです!
直るというよりは復活するというのが正しい表現ですが。
はじめにお伝えしておきますが、今回のブログにアップしている画像はそれぞれ別の車両で撮影した画像です。
時間がある時などにネットサーフィンしていると、ネットの地域情報サイトやフリマサイトで、
「タイヤ組み替え 激安!」
と言う掲示や出品を見かけます。
タイヤショップや整備工場などの掲示なら
「こんな値段で利益が出るのか~!?」
とか、
「この値段で丁寧なサービスをしているのだろうか?」
くらいですが・・・
当社とお取引きのある運送会社の管理者さんから「見てよ、これ!」と、ディーラーさんから届いた請求書を見せていただきました。
先日、県外の高速道路パーキングエリアでトラックのバッテリーが上がってしまい、ディーラーさん(ふそう)の夜間SOSを頼んだそうです。
時刻は早朝の5時。パーキングエリアは信州の山間部に位置しており、付近に出動できる協力工場があるか心配したそうですが、意外にもSOSへの依頼から到着まで1時間程度だったそうです。
診断してもらったところバッテリーが完全に放電されてりまっており、ジャンピングで繋いで始動させても走行中の充電で回復できるかどうかわからないとのことで、現場で新品バッテリーに交換してもらうことにしたそうです。
(新品バッテリーを持って来ていたのはグッジョブですね!)
作業自体は何の問題もなく、スムーズに対応してくれたので喜んでいたようです。
しかし、後日届いた請求書を見て、どうも納得が出来なくて私に相談されたようです(^^;)
請求額(支払い金額)は税込みで¥90,219なり。
実際にやってもらった作業なので払うことに異論はないとのことですが・・・
ふそうファイター 増トン 6M60 H28年式
≪症状≫
・DPF異常チェックランプ点灯
・エンジン出力低下(通常走行困難)
・DPF手動再生不能
≪診断・処置≫
・DPFすす堆積量過多により出力制限、再生不能
・診断機による故障診断、マフラー洗浄
※画像のトラックは参考です。
まず、不具合→当社の修理までの流れを説明します・・・
(このブログ、整備内容は全く書いてありませんm(__)m スミマセン。。。)
ドライバーさんは深夜に新東名高速道路を走行中、「DPF手動再生せよ」の表示が出たが運行計画の都合上40~50分程走行を続けた。
次第に不調を感じ始め、緩い坂でもパワーが出なくなった。
休憩する予定だったパーキングエリアに到着しDPFスイッチ(手動再生)を押したが手動再生が出来ない状態となっていた。
会社の車両担当者さん(Aさんと呼びます)から『ふそう夜間ダイヤル』へ電話をし、「(会社がある)愛知まで帰れる状態までの応急処置」を依頼。
約1.5時間後に現場へメカニックが到着。
若いメカニックは早速診断機をつないでゴチョゴチョ調べつつ、携帯でどこかへ電話をしながら作業。
そして、「再生不能なレベルまで達しているので何も出来ません。走行は可能なので最寄りのふそうへ入庫してください」と・・・
ドライバーさんがAさんへ連絡し、上記のやり取りを説明。
メカニックに電話を変わってもらいAさんとメカニックのやり取りが始まったそうです。
A「症状は予想していたので、ひとまず応急的な処置(詳細は書けません・・・)〇〇〇をしてください」
ふ「診断機で調べたところ、強制再生も出来ないレベルなのでここでは何もできません。最寄りのふそうへ入れてください」
A「ですから、状態はわかっているので応急的に〇〇〇をしてください」
ふ「トラックは構造上そういうことは出来ないんですよ」
A「え???」
ふ「診断機で調べたのでここではできることはありません」
A「診断機で調べたのはわかりましたが、〇〇〇をすればとりあえず愛知まで通常走行出来るでしょ!? アナタできないの?」
ふ「いや、このトラックは構造上そういうことが出来ないんですよ・・・」
A「はぁ~!? そのファイターは『構造上』〇〇〇できないって言いたいの????????」
ふ「はい。そういう構造なんです。できません」
A「もういいわ・・・( ̄д ̄)」
最寄りのふそうへ行ったとしても深夜では何もしてくれません。
朝まで待っても受付してくれるのは早くても朝9時。
きっと待たされるでしょうから午前中に手がかかるかどうかも怪しいところです。
積み荷の配達時間があるので、運送会社さんはそんな悠長なことを言ってられません。
Aさんは苦渋の選択で、出力低下の状態でもなんとか走り納品を済ませるよう指示。
その後、ウチへの入庫となりました。
Aさん、かなり激怒してましたね・・・
上記の話をAさんとドライバーさんから聞いた私もワケがわかりません(;´Д`)
直せなかった(応急処置すら出来なかった)のは百歩譲ってヨシとしても、問題なのはふそうのメカニックの発言です。
(実際には、ふそうから外注委託されて来たメカニックですが)
「構造上できない」
そんなはずはありません!!!
なのに、それを断言しちゃうんですもんね。
そりゃ会社の担当者さんも怒りますよ。呆れますよ・・・┐(´д`)┌ヤレヤレ
トラックについて何も知らない管理者さんなら「あ~、そうなんですか」となったかもしれませんけど。
実際のところ、現場に来たメカニックに知識も経験も無く作業が出来なかった(わからなかった)のか、作業中メカニックが電話でやり取りしていた相手から「何かあったら責任問題になるからやるな!」と指示されたのかはわかりません。
でも、「構造上出来ない」という言葉は明らかに間違いです。
もし、知識が無かったり作業する自信がないのなら正直にそれを伝えるべきですし「責任取れないから出来ない」というならそれを伝えるべきです。
もちろん、コンプライアンスで現場作業ができないこともあることもわかっています。
今回の件に限らず、ディーラーさん手配のレスキュー(特に外注工場のメカニック)ではこういった事が多くあります。
『装備のない車で来て、何も出来ない』
『必要な工具や予想される部品を持ってきておらず、工場へ往復』
『診断機だけ繋いで、簡単に「レッカーですね」と言う』
『「応急処置」というが、ただガムテープで固定しただけ』
などなど・・・
これまでの例を挙げたらキリがありません。
よくそのような作業でお金がもらえますよね(-_-;)
専門的な言葉で間違ったことを言ってその場をしのぎ、後日シレ~っと請求書を送る。
これってどうなんでしょうか?
大手メーカーやディーラーのマークが入った作業着を着ていれば何をしてもいいんですか!?
DPFマフラー洗浄のブログを書く予定でしたが、Aさん同様私もディーラーさんの対応に普段から納得がいってないのでこんなブログになってしまいました。。。
トラックのエアコンスイッチの照明が点かない、つまり球切れしているとのご依頼です。
乗用車でもトラックでも同じですが、スイッチパネルを外さないと電球交換が出来ず、車種によりかなり面倒な作業となることがあります。
今日は、その作業と「工賃」についてのお話しです。
今回作業する車は、ふそうの4t増トントラック「ファイター」です。
実はこのトラック、面倒な部類に入るんですよね・・・
何が面倒かと言うと、切れた電球まで行きつくにはかなり大掛かりな作業が必要となるんです。
画像の、中央右側に写っている白いユニットがエアコンスイッチ。
このトラックは風の吹き出し口や温度調節がワイヤー式で、このユニットだけ単体で取り外すのは無理なんです。
「取り外さなくても少し前にズラせば?電球交換くらい出来るでしょ?」って?
そう簡単に済むならこんなブログなんて書きません(-_-;)
ユニットを、作業が出来るくらいにまで手前に引き出すには、まず上下にあるパネルを取り外し、エアコンスイッチの左にあるオーディオやデジタコなどを外します。
次にエアコンのワイヤーアウターを固定している部分を外し、ユニットの配線カプラーを外します。
ここまで作業を進めた状態が下の画像なんです。
今年は大きな台風が多いですね(´;ω;`)
各地で建物の被害があったり長期間の停電があったり・・・
被害に遭われた方、心よりお見舞い申し上げます。
当社は少人数で営業をしているため、レスキュー依頼が重なった時には対応ができないことがあります。
また、ちょうど台風が通過している頃の嵐のような状況の中では、やむを得ず出動をお断りすることもあります。
助けに行きたいのはやまやまですが、横殴りの雨や突風が吹き荒れる中での作業は危険が多すぎます。
強風の中でお客様のお車のボンネットを開けて、突風で持って行かれる危険もありますし、路上救援の場合、視界不良の中を走行中の後続車が突っ込んでくるかもしれません・・・
やむを得ずお断りすることもありますので、何卒ご理解をお願いいたします。。。
カローラルミオンへのドライブレコーダー取り付けです。
お客様お持ち込みのドライブレコーダーで、後方カメラもある機種でした。
もちろん配線は見えないように隠蔽させ、電源もシガーソケットとは別に増設させます。
お客様にブログの掲載をお伝えするのを忘れたので、写真は控えめになっています・・・(;´Д`)
三菱ふそう ファイター 増トン
H28年式 6M60
メーターに、「エンジンチェックランプ」「エンジン制御」が点灯し、しばらく走行を続けるとブザーが鳴動したとのこと。
ふそう名物の『尿素SCRシステム』の不具合ですね・・・
今回もいつもの「バルブ」が原因なんだろうなぁと思いつつ、トラックが車庫に戻って来るタイミングに合わせて現地へ。
最近、自転車の出張修理が多いんです(^^;)
修理と言ってもほとんどはパンク修理ですが、普通にパンク修理だけでなくチューブがダメになっている場合も多々あります。
当然、お客様にはただのパンクなのかチューブ交換も必要なのかわからず、ご依頼をいただくときには「パンクしたんですけど~」とおっしゃいますので現場へ急行。
しかし、いざ点検してみると「あ~、これはチューブを交換しなければいけませんね・・・」となることもしばしばあります。
本来はトラックやクルマのレスキューなので自転車のチューブまではサービスカーに積んでおらず「すみません、チューブは持ってませんので・・・」となっていました。
しかし、結構な割合で『自転車の出張依頼』があり、その中でも『要チューブ交換』の案件が多いので、頻度の高いサイズのチューブは何種類か揃えてサービスカーへ常備させました。
一言に”自転車”と言っても、クロスバイクやロードバイク、通称ママチャリや子供用自転車など、用途もサイズも様々です!
それを全て常備するのは無理ですので(あくまで自転車は本業ではありませんので・・・)代表的なものだけですが(^^;)
クルマと違って自転車のロードサービスってほとんどありませんので、夜中にパンクしたり出先でトラブルに遭った際には困ってしまいますよね。
なので、極力対応できるように準備をしております。
現地で修理が不可能と判断した場合にはワゴン車で向かい、お客様とともに自転車をご自宅までお送りすることも可能です。(料金はかかってしまいますが)
ふそう スーパーグレート 平成27年式
「ギアをバックに入れてもバックランプが点灯せず、バックブザーも鳴らない」
というご依頼。
とりあえずバックランプのヒューズを点検していただいたところヒューズが切れていたので交換してもらいました。
しかし、交換後もバックランプは点かないとのこと。
もう一度ヒューズを点検してもらいましたがヒューズは切れておらず、ギアを入れても点灯しないまま。
ちょっと面倒な雰囲気になってきましたが、とりあえずは現車を確認させていただくことにしました。
途中で配線が切れているとしたら非常に面倒なことになります・・・なんせ、大型トラックの全長は約12メートル!
バックランプは車両の最後尾にありますので、運転席から最後尾までのどこで断線しているのかを点検するのは非常に困難です。
断線以外にもスイッチの故障やカプラーなどの接触不良、いろんな可能性を考えながら現場へ。
まずはトラックに乗り点検を開始。
ギアを何度も操作しても全く点灯せず、ヒューズも切れません。
ギアをバックに入れ、バックランプ付近やシャーシ裏側を通る配線を大まかに点検するも、まったく電気が来ていません。
「やはりバックギアスイッチか?」
次はミッションについているバックギアスイッチを点検します。
スーパーグレートのバックギアスイッチ(正式には「バックアップランプスイッチ」と言います)は、これまたクソ面倒くさい位置に付いているんですよ・・・(´;ω;`)
画像はありません・・・
すみませんm(__)m
先日の日曜日、「フォークリフトなんですけどいいですか?」とのお電話がありました。
正直なところフォークリフトは専門外なので、「大丈夫です!」という自信は全くありません(;´Д`)
基本的な構造は同じですが、荷役装置などに関する専門的な知識は全くないので・・・
仮に、診て原因がわかったとしても、休日には部品を供給するすべがありませんし(´;ω;`)ウッ…
お電話でそのことをお伝えし、とりあえず症状を聞いてみると、
「冷却水が漏れてるみたい! あとギャーギャーすごいうるさい」
「リフトがコレ1台しかないから応急でも何でもいいから何とかしてほしい」
まぁ、お話しを聞いた感じだと、冷却水が漏れてファンベルトにかかり、ベルトが滑って鳴いてるんだろうなぁ、と。
それだけなら漏れを止めればいいだけなんですが、実際にどこから漏れているのか。
ひとまず、お伺いして診てみることにしました。
場所は三重県四日市市の町工場でそれほど遠くないのですが、渋滞のため1時間半ほどかかりました(-_-;)
社長さんはとても気さくな方で、到着すると同時に缶コーヒーのウェルカムドリンクが(;'∀')
まだ直せるかどうかもわからないのに・・・
とりあえず夕方まで動かせられれば大丈夫だから、とのこと。
まずリフトを拝見すると、定番のラジエターホースの付け根部分からの冷却水漏れ。
ただ、ベルト鳴きの原因は冷却水がかかったのではなく、単にベルトが伸びていただけのようです。
偶然にも冷却水漏れと同時に症状が出ただけみたいですね!
リフトの場合ラジエターファンの空気の流れは、エンジン→ファンベルト→ファン→ラジエターという位置関係なります。
ベルトの後ろにラジエターがあるので、漏れた冷却水が直接ベルトにかかっていたのではないのです(^^;)
車の感覚で症状を想像していたので、大きな勘違いをしていました(^^;)
冷却水の漏れはホースバンドを追加して締め付け、なんとか止まったようです。
ベルトも張り調整をして鳴き止めスプレーを吹きかけ、応急措置完了!
ラジエターホースもファンベルトも、早急に交換が必要ですとお伝えして作業を終えました(^-^)
ただ・・・
フォークリフトのベルト交換、超メンドクサそう・・・
エンジンから伸びたシャフトの先端部に大きなファンがあり、その途中に補機を動かすためのベルトがかかっています。
どうやって交換するの!?
一旦、ファンを外す?
それにしては位置的にとても狭くやりづらそう・・・
リフトメカニックさん、大変なんですね(;'∀')
頑張ってくださーい!
ダイハツ ネイキッド L750S 平成14年式
ボンネットフードの塗装劣化。
「以前に自分で缶スプレーにて塗装をしたがムラが出来るし他の部分がまた剥げてきた」
とのことでした。
見てみると、画像の通り結構ひどい状態となっており、再塗装するにも手間と費用がかかりそうなボンネットでした・・・
ご本人は「再塗装」をご希望でしたので、とりあえずお見積りをご提示。
全体を研磨してそこそこしっかりと仕上げるには5~6万円、簡単な研磨と塗装だけでも3万円程度はかかりそうです。
3トントラックの運転手さんからのご依頼。
現場は、愛知県名古屋市の郊外で、当社基地(三重県桑名市)からは高速道路「伊勢湾岸道」を使えば1時間弱の場所でした。
脱輪したので助けてほしいとのお電話で、詳細をお聞きすると側溝などではなく20~30センチの段差に落ちてしまったとのこと。
当社はレッカー車やクレーン車は持っていないので困難であるとお伝えしましたが、他社に問い合わせたところかなり高額になると言われたらしく、とても困っているご様子。
ひとまず現地からメールで画像を送っていただきました。
(車体のカラーリングで会社がわかってしまうので、画像はモノクロにしています)
夜間、大型トラックのエアー漏れレスキュー依頼がありました。
トラックの後方からエアーが尋常じゃないほど漏れており、信号待ちでもエアー残量がどんどん減っていくので何とかしてほしい!とのことでした。
乗務員さんは「よくわからんがとにかく漏れている」とだけおっしゃるので、電話で症状を聞くだけでは詳しいことはわかりません( ;∀;)
ブレーキかリレーバルブか、ABS系かエアサスか・・・
考えていても仕方ないのでとにかく現場へ直行!
到着してトラックの下へ潜ってみると、いとも簡単に原因を特定。
7~8月にかけて、桑名市では水郷花火大会や石取祭などの大きな催しがあります。
当社の桑名基地はちょうど通行禁止規制のかかる場所にあるため、規制中は工場への出入りが出来ず工場作業は不能となってしまいます。
何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
なお、イベント中でもバッテリー上がりにつきましてはバイクにてポータブル機を持参してジャンピングへ向かいますので、まずはお電話ください。
その他、乗用車・トラックのロードサービス、パンクや脱輪、エンジントラブル、燃料切れなどでも柔軟に対応させていただきますのでよろしくお願いいたします。
レスキュー出動に備えて規制区域外での待機をいたしますが、周辺道路が大混雑するので現地到着が遅くなってしまうことが予想されます。
迅速な対応を努めますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
ふそうの大型トラック、スーパーグレート。
「ファンベルトがおかしい」とお電話を受けました。
単なるベルトの劣化かな?とも思いましたが、このトラックの「6R10エンジン」、ベルトだけの異常ではないことが多く、電話にていろいろ問診してみました。
ちなみに、この画像が6R10エンジンの横から見たところ。
オレンジの太いホースはインタークーラーへつながります。
乗用車と比べるとかなり太いですね!
問診したところ、内容は次のとおり。
・ベルトがギャーギャー鳴いていたが、今は音はたまにする程度。
・「充電異常」の警告灯が時々点灯。
・エアコンスイッチを入れると「充電異常」が点灯し、ギャーギャーとベルトが鳴く。
『またか・・・』
たぶんベルトだけではなさそうだと判断し、予想される部品を手配して現場へ向かいました。
関東の観光バスの乗務員さんからのご依頼でした。
走行中にエアーが漏れ始めたが走行は出来たため当日の運行を済ませ、宿泊先のホテルへお客様をお届けしてから当社へお電話をいただきました。
他の作業中でしたのでそちらを済ませ、早速ホテルへ直行!
事前に乗務員さんから「腐食したエアーの配管から漏れている」とお聞きしていたので対処法をアレコレ考えながら現場へ到着。
ホテルの駐車場でしたので作業中の安全面では問題なしでした。
ただ、想像していたより腐食がひどく、周囲の配管も触ると折れそうなくらいでした(-_-;)
ホンダFIT、タイヤ交換のお客様ですが、ヘッドライトがくすんでいたのでサクッと磨きました(^▽^)/
約20分程で左右のヘッドライトが見違えるほど変身しますよ!
日野「プロフィア」E13Cというエンジンを搭載のトラック乗務員さんからのお電話で、メーターにアドブルーの警告マークとアドブルー交換の表示が点いたとのこと。
お客様の会社まで伺ってコンピュータ診断をしたところ、排気ガスをクリーンにするアドブルーシステムをつかさどる「NOxセンサー」という排気マフラーについている部品が故障していると診断されました。(計測値はアドブルーシステム以外にも使われますが)
実はこの「NOxセンサー」、高いんですよね・・・
乗用車のマフラーに数千円で変える(ネットで売っている海外製なら千円以下のものもありますね)「O2センサー」というものがついていますが、このエンジンのNOxセンサーは定価が1本6万円もするんですよ・・・
マフラーの上流・下流に2本ついてますので、二つで税込み約13万円・・・・( ゚Д゚)
これに工賃が加算されるので、結構痛手の修理なんです。
とは言え、修理しなければまた故障コードを拾って警告ランプが点き、最悪の場合、エンジンが始動できなくなってしまいます。
地球の環境を守るため、排気ガスをクリーンにする重要なシステムなんですが、アドブルーシステムやDPFシステムなどの故障って、どれも高くつくんですよね。
エコ減税などの補助もいいですが、こういった故障の交換部品に国からの補助があってもいいのでは?と思います・・・
カー用品店やネットなどで購入したタイヤでも脱着・組み替えいたします。
スタッドレスタイヤやサマータイヤの履き替えが集中する時期、カー用品店で交換作業をお願いするとかなりの待ち時間となることがあります。
先日、東海地方でも積雪の天気予報となった際、「カー用品店へ行ったら3時間以上待ちだった」といった声をよく聞きました。
そんな時はタイヤだけを購入して当店へ持って来てくだされば比較的スムーズに交換ができます。
レスキュー出動などで不在にしていたり、他の作業中や混雑時にはお待ちいただくこともありますので、まずはお電話でお問合せいただいた上でご来店ください。
平日は出張作業が多いのでご希望に添えないことが多いのですが、日曜日は時間に余裕がありますのでぜひご利用ください。
工場は三重県桑名市にございますが、愛知県の海部地区のお客様もご来店になられますので、比較的アクセスしやすいのではないでしょうか。
ネットオークションで購入したタイヤ4本のうち、1本に不具合があると相談がありました。
秋ごろに軽自動車のホイール付きスタッドレスタイヤをオークションサイトにて個人売買で安く落札でき、2ヶ月ほど自宅で保管していたそのタイヤを最近車に装着したところ、翌朝、1本のタイヤのエアーがかなり減っていたとのことです。
スタンドにてエアーを補充しても翌朝にはまた半分くらいまで減ってしまい、当社へお電話をくださったようです。
とりあえず現物を見せていただきたいので、お客様のお宅へお伺いしタイヤを預かって工場へ持ち帰りました。
タイヤは、一見すると残溝もあり比較的綺麗なタイヤでしたが・・・
ミラジーノ L700S
一晩止めておくと地面にポタポタ垂れるほどのオイル漏れと、アイドリング時にブルブルとハンドルに振動がくるとの症状でした。
年式から考えてもそろそろアチコチに不調が出てくる頃ですね。とは言え、走行距離は相応ですがとても綺麗な車です!
アイドリング時のブレはおそらくエンジンマウントのヘタリと検討をつけましたが、オイル漏れはいったいどこから漏れているのか詳しく見ないとわかりません。
ただ、次の車検が来たら手放す予定なのでなるべく安くあげたいとのこと。
とりあえずは工場で見てみることにします。
弊社と業務契約していただいている、中・長距離配送の運送会社様からのご依頼でした。
(もちろん、業務契約がなくてもレスキューや修理の受付をいたしますが、緊急のロードサービス時など、現地決済ではなく後納決済でのお支払いになるため手続きもスムーズになります)
今回も現地作業で写真を撮る余裕がなく、文章のみのブログです。スミマセン!
整備工場などで写真付きでアップされているブログを拝見すると、ただただ脱帽するばかりです(^^;)
さて、今回のお客様は、荷卸し先の工場内で突然エンジンがかからなくなり困っているとのこと。
乗務員さんに直接電話をかけて症状をお聞きすると、バッテリーの劣化か、それともセルモーターの劣化なのか・・・
バッテリーの新品在庫はありますが、セルモーターは車種はもちろんエンジン型式によって違うので在庫をいつも用意しておくのは困難です。
しかし! 幸運にも、後日、他社様の修理で使用予定のリビルトセルモーターを用意してあったんです(⌒∇⌒)
新品バッテリー2本とリビルトセルモーターをサービスカーに積み込み、いざ出発!!!
現場は、自動車部品の工場で、トラックの待機場でエンジンがかからず止まっていました。
構内は夜にも関わらずトラックやリフトがかなり行き来していました。自動車部品の工場って24時間稼働ですもんね。
作業スペースを確保して、まずはバッテリー性能を専用テスターで計ってみます。
単なるバッテリー上がりならジャンピングで速攻レスキュー完了! バッテリーの劣化なら持ってきたバッテリーに交換して終了(*'▽')
バッテリー自体に問題が無くセルも回らないのであればメインヒューズやリレーなど色々な原因が考えられますが、今回はセルが回らなかったり弱弱しく回ったり。
色々と点検したところ、一番恐れていた結果となってしまいました・・・( ゚Д゚)
セルモーターがお亡くなりになってるようです(´;ω;`)ウゥゥ
レスキューの現場では「不都合」や「作業困難」がつきものなんですが、エンジンがかからないトラックのセルモーター交換って非常にやりづらいんです。
トラックの下に潜っての作業になるので、エンジンがかかれば前輪をスロープに載せて作業スペースをある程度確保できますが、今回はエンジンがかからない・・・
それも、このトラックは4軸低床と呼ばれるトラックで車高が低く、今回のトラックは荷物を積んでいるので車体の下が低いところでは数十センチしかないんです!
はぁ・・・ 困ってても仕方ないんですが、正直めちゃ不安な作業の開始です・・・
固着したボルトが外せなかったらどうしようとか、万一セルモーターを交換してもエンジンがかからなかったらどうしようとか・・・
でも、悩んでても進まないので、時間がかかることを乗務員さんにお伝えし、早速作業を開始しました!
いつもながら低床トラックのセルモーター交換はやりにくい!!!
レスキュー時は一人での作業となるなので、どうしても時間がかかってしまいます。助手がいればもう少し時間短縮が出来るんですけどね。
固く締まったボルトに悪戦苦闘。工具をパイプを使って回すスペースがなく、かといってインパクトも入らないので使うことも出来ず・・・
結局、作業に1時間半かかってしまいましたが、恐る恐るキーを回すと元気よくセルが回りエンジン始動!!!
毎回いつもこの瞬間にはホッとします(*‘∀‘)
休憩所で待っていただいている乗務員さんを呼びに行きます。
「遅せーなぁ!」なんて怒られるかなぁなどと不安になりながら休憩所のドアを開けると、「終わった? ありがとなー♪」と笑顔で言ってくださいました!
また、一緒に休憩されていた他のドライバーさんや工場の方も、グリスや泥だらけになった私を見て「汚ねーけどかっこいいな!」「男の仕事だわ!」「車直せるってすごいね」など、色々言って下さいました(´;ω;`)ウゥゥ
路上修理では通り過ぎる車にクラクションを鳴らされたり、構内修理では早くしろとか邪魔だとか言われることが多いのですが、今回はみなさんとても優しく対応してくださいました!
レスキュー冥利につきます・・・( ノД`)
今回は予想以上に時間がかかってしまい申し訳ございませんでした。
また何かございましたら宜しくお願いいたします!
今週、関東・甲信越地方で雪が降りましたね~!
長野や山梨へ行った人から、一面が真っ白だったと聞きました。
まだ11月なので、ノーマルタイヤでチェーンも積んでない人が多いと思いますが、突然の寒波到来で雪が降るかもしれません。
もしもの為に、早めの準備をしておくことをオススメします。
先週、ノーマルタイヤからスタッドレスタイヤへの交換のご依頼がありました。
今年の春にスタッドレスタイヤタイヤからノーマルタイヤへの交換をご用命いただいたお客様で、既にホイールに組んであるそれぞれのタイヤをお客様のご自宅駐車場にて夜間に出張作業させていただきました。
お車もタイヤもとても大切にされているお客様で、日ごろの手入れの良さが見てすぐわかります☆
ご自分で交換したいようですがお仕事がとてもお忙しいらしく、休日も返上して仕事の為、夜間の作業を当社にご用命いただきました。
当社では、タイヤの脱着(既にホイールに組んであるタイヤを車体から脱着)はもちろん、タイヤ組み替え(ホイールからタイヤを外したり組み付けたり)、パンクの内面修理も承ります。 ※扁平タイヤや17インチ以上のタイヤはお受けできませんのでご了承ください。
また、ノーマルタイヤやスタッドレスタイヤのシーズンオフに、タイヤをお預かりするサービスも承っておりますのでぜひお問合せください。
冬本番になる前に、早めの冬支度をしておいてくださいね!(^^)!
「最近、トラックのバッテリーが弱いみたいなので点検してほしい」というご依頼でした。
早速現地へお伺いして拝見すると、バッテリーが大変なことに・・・
ターミナルの周りに、青白い粉がびっしりついています。
パッと見、スカイブルーの綺麗な色をしていますが、これは「緑青」(ろくしょう)と呼ばれる錆の一種です。(銅像が青っぽく見えるのはこの緑青です)
以前は『猛毒』と考えられていた時代もあったようですが、厚生労働省の発表によると、さほど毒性はないようですね。
とは言え、バッテリーに付着した緑青は、そのまま放置していいものではありません。
放置したままだと、端子やネジを劣化さバッテリーの通電性にも悪影響を与えてしまいます。
緑青は、ぬるま湯をかけて歯ブラシなどでこすれば簡単に落とせます。(バッテリーの場合、ワイヤーブラシなどの金属製のものはショートの危険があるので使わないように!)
「車(クラウン・エステート)のボンネットから煙が出てる!」と電話がありました。
状況と症状をお聞きすると、勤務先からの帰宅時、自宅付近のスーパーに買い物のため到着したところ、ボンネットから煙がもうもうと出てきたとのことです。
おそらく冷却水が噴出しているのだろうと推測し、自宅まで1~2分の場所であったので冷却水温がさまるまで買い物をしてもらい、ゆっくり自宅まで帰ってその後は走らないように伝えました。
実は、お車の所有者は私の友人で、先日シフトレバーが変えられないという症状の修理見積もりの際、何気にエンジンルームを見たらアッパーホースからの冷却水漏れを発見し、ホース交換修理の依頼もされていました。
すぐに部品を取り寄せ修理待ち状態でしたが、友人の車ということもあり、忙しさを言い訳に作業が延び延びになってしまってました・・・
今回は、レスキューや修理とは全く無関係なブログです(;^_^A
今までは昼間に常駐している工場の一角を間借りして工具類や予備タイヤなどを保管していましたが、段々と手狭になり、置かせていただくにも気がひけるようになってきました(^_^;)
そこで、なるべく安くて工場としても使える賃貸物件を探していたところ、桑名市にいい物件が見つかり、借りられることになりました!
しかし、かなり古い建物なため至るところが老朽化しており、そのまま使うにはちょっと問題が多い物件でした・・・
業者へリフォームを依頼すれば最低限の改修でも何十万円も飛んで行ってしまうような老朽ぶりなので、『よし! 自分でやろう!!』と意を決しました!
昨日の深夜、電話が鳴りました。
「あの~、自転車のパンクなんですが・・・ 来てもらえますか?」
自転車の出張修理は今までやったことがなかったのですが、個人的に自転車用の修理キットを持っていたので、とりあえずは詳しい状況を依頼者様にお聞きすることにしました。
依頼者様は今年社会人になったばかりの若い男性で、普段は津島市にある会社から最寄り駅まで自転車を使い、その後は電車で一宮市の自宅へ帰るらしいのですが、仕事の後に同僚と居酒屋で盛り上がったため終電の逃し、仕方なく自転車で帰宅する途中にパンクしてしまったとのこと。
当然ながら深夜に自転車屋さんが開いているはずもなく、付近に民家もコンビニも何もないような所だったため自転車を置いて行く訳にも行かず途方に暮れていたみたいです。
約30分ほどで現場に到着し、早速修理を開始。
専門ではないのでプロの自転車屋さんほどは手慣れてませんが、これまでに何度も自転車のパンク修理をしたことがあるので作業は順調に進み、接着剤の乾燥時間も含めて約20分程で作業を終了しました。
しかし、どうすべきか悩むことがふたつあります。
ひとつは、自転車の出張修理って、いくらなんだろう? やったことがないので見当がつかず、ネットで検索してみることにしました。
数件の出張修理屋さんを見てみるとどこもだいたい1,000円くらいでしたので、その金額を頂戴しました(^^;)
ふたつめは、修理は完了したのですが、お客様をこのまま帰すべきか・・・
一宮市までは結構な距離がありますし、居酒屋帰りと言うことは『飲酒運転』です!
出来ることなら自転車と共にご自宅までお送りしたいのですが、私が乗って来たサービスカーはワンボックス。
荷台は工具や機材であふれているので自転車は積めません。
かと言って、乗って帰らせるのも付近に自転車を置いていくのも心配です・・・
悩むばかりでした。
お客様は「自宅まで乗って帰るから大丈夫!」とおっしゃるのですが、おせっかいな私はどうしても何とかしたくてたまらなくなりました(-_-;)
ふと、頭の中で豆電球が光りました!
「あ! 屋根に積めばいいんだ!」
サービスカーの屋根には機材やハシゴを載せているルーフバーがあるので、そこに自転車を載せられることに気付いたのです。
お客様はそこまでしなくても大丈夫とご遠慮なさいましたが、おせっかい心に火が付いた私は勝手に体が動き、自転車を載せてしまいました!
「載せちゃったからには送っていきますね!」と、恐縮するお客様を助手席にのせ、一旦駅へ自転車を戻した後、ご自宅へ。
これで翌日も普段通りに通勤できます(^-^)
自宅までお送りし、大変恐縮されるお客様に見送られ帰路につきました。
他のレスキュー依頼がなくヒマだったので出来たことですが、少しは「困っている人の役に立つ」ことができたかなぁ、と思いました。
まぁ、おせっかいオヤジの単なる自己満足かもしれませんが・・・
ブログをご覧いただきありがとうございます(^▽^)/
アクセス数はボチボチあるのですが、コメントをいただけてないので本当に見ていただいているのか実感が湧かないのが正直な気持ちですが・・・
ブログをやっている人はご存知でしょうが、検索した際のキーワードなどもわかるんですよね。
その中でも群を抜いて多いのが「トラック エア漏れ」というキーワードです。
エア漏れ、とひと言で言っても、なかなか難しくて面倒ですよね~(-_-;)
「ここから漏れてる!」とわかれば対処も早いのですが、なかなかそんな簡単に見つからなかったりするんですよね。
トラックならではの悩みです。(マーカー配線がどこかで断線しているのも面倒なモンですよね)
エアサスのベローズやキャブサスのレベリングバルブ、エアドライヤの配管やブレーキリレーバルブ・・・
よくあるエア漏れ箇所でも数多くあります。
ディーラーへ持っていくと、「現状で漏れていないから特定できません」なんてことも良くある話です。
当社でもエア漏れの修理を診させていただくのですが、一か所を直しても別の箇所からも漏れていることが良くあります。(高年式車の場合その確率は高くなります)
一回の修理で直ることもあれば、色んな箇所の修理を続けることになる場合もあるので、お客様に申し訳ない気持ちになるんですよね(^^;)
一晩でタンクが空になるような場合はきっとどこかから空気が漏れる音がしているはずですので、夜間や静かな場所に車を止めて、耳を澄ませてみてください。
その上で修理を依頼されるとスムーズに対応ができるはずです。
当社では、日曜日やGW・お盆休みなどのトラックが休車している間の出張修理も喜んでお受けいたしております!
予約が重なり、お受けできなくなる可能性もありますので、ぜひお早めにお電話でご確認下さい!
深夜、「大型トラックのエンジンがかからなくなった」との救援のご依頼がありました。
症状を聞くと、愛知県北部の国道41号線を走っている時になんとなくエンジンがカブるような症状が出ていたが、大きな問題がなく走れたためそのまま走行。
しかし、犬山市から小牧市に入った辺りで段々と走行に支障をきたす程の症状が現れ、小牧インター付近でとうとうエンジンが「虫の息」状態に・・・
コンビニなどへ入りたかったが付近になく、仕方なく路肩に寄せて停車したところすぐにエンジンが停止。
セルを回してもエンジンがかからず、立ち往生になったらしいのです。
すぐに出動しましたが50分程かかり到着。
深夜とは言え幹線道路での路肩停車のため、パトカーがトラックの後方に止まって警戒してくれていました。
トラックに乗り状態を確認すると、セルは勢いよく回るのですが初爆がありません。
まず、簡単な箇所をいくつか点検しましたが異常無く、一旦診断機をつないでみましたが特にエラーも出ませんでした。
次に怪しい燃料フィルターを見てみると、フィルターの汚れが尋常ではなく、フィルターの収まるカップの中はヘドロ状の物がかなり溜まっていました・・・
以前のブログにも書いたのですが、フィルターのみを交換してカップの中を清掃しない人(業者)が居るんですよね。
運転手さんに聞くと、オイル交換や燃料フィルター交換は、会社指定のガソリンスタンドでやってもらっているとのことでした。
悪くは言いたくありませんが、ガソリンスタンドで交換作業をしたトラックって、トラブルが多いんですよね(-_-;)
カップ内の清掃を済ませ、持ってきた燃料フィルターと交換。もちろん、燃料系のエアー抜きを実施してセルを回してみると、抜けきらないエアーと格闘しながらもなんとかエンジンがかかりました。
原因が特定され、修理完了が出来て安心できました(^▽^)/
深夜、トラックの乗務員さんからのレスキュー依頼でした。
サービスエリアで休憩後、後輪がパンクしている事に気が付いてお電話をいただいたようです。
スペアタイヤがあるとの事を確認し、現場の伊勢湾岸道「刈谷サービスエリア」へ向かいました。
スペアタイヤは何年も吊りっぱなしで点検をしていないトラックが多く、いざ現場へ行って確認すると使えない事もあるのですが、今回は何の問題もなく使用できました。
高速道路や主要国道の本線作業だと、後方から追突防止のためにカラーコーンや三角停止板を置いたりするため準備作業が必要となりますが、サービスエリアなどの安全区域なら、トラブルがなければ作業は30分ほどで完了できます。
今回も現場到着から作業終了まで約30分で済ませ、乗務員さんは目的地へ出発して行かれました。
トラック・乗用車のトラブル、まずはお電話を!
0567-58-4187
先日、レスキューした後に片付けをしていたら、自転車を押して歩く男性が寄って来られました。
「邪魔だ!」と言われるのかと思ったら、「自転車がパンクしたんですが、直せますか?」とのこと。
自転車のレスキューは想定外でしたので少し悩みましたが、そういえば以前に知り合いの自転車をパンク修理したパッチ(チューブの穴をふさぐ専用の部材です)があったことを思い出しました。
それと、レスキューの仕事をしている理由は、困っている人の手助けになりたいためですので、目の前で困っている男性を見捨てるのは出来ません!
サクッと修理を済ませ、自転車は走れるようになりました!
「いくらですか?」と聞かれ、もともと自転車のパンク修理の料金設定もありませんのでとお断りしたのですが、気が済まないからと何度も言われ、それならと、近くにあった自販機で缶コーヒーをご馳走になりました。
少し談笑した後、何度もお礼を言われその男性はお帰りになられました。
無事に目的地まで行けたかなぁなどと考えながら、私も会社へもどりました。
ちょっとだけ「人助け」出来た気がします・・・(^-^)
「突然ギアが入らなくなってしまい、動けなくなりました!」
4トントラックの乗務員さんからのお電話でした。
朝からいつも通りに走っていたのですが、信号待ちで停車後、青信号になって発進しようとしたところ突然ギアが入らなくなったとのことです。
なんとか路地に移動させてレスキューのお電話をいただいたようです。
すぐに出動し、約30分ほどで知多市の県道脇の現場へ到着。
まず『クラッチ・ブースター』を点検したところ、やはりクラッチフルードが漏れていました。
乗務員さんにクラッチを踏んでもらうと、ジュルジュルと溢れてきましたのですぐに原因を特定。
もう一度乗務員さんに問診してみると、朝車庫を出発してしばらく、クラッチを踏んだ時にわずかに違和感があったとのことでした。
しかし、少し走ると気にならなくなったので最初に感じた違和感などすっかり忘れてしまっていたみたいです。
おそらく、出庫の時点ではいつもと違う感覚に気付いたものの、しばらく走るとその感覚に慣れてしまったのでしょうね。
修理にはクラッチ・ブースターを交換となりますが、さすがに持って来てませんので乗務員さんに不具合状況を説明し、クラッチフルード(ブレーキフルード)のみ補充。これでとりあえずは走れます。
会社の車両担当者さんに取り次いでいただき、詳しい不具合状況をお話しすると、修理はいつもの修理工場へ入れるとのことで当社の仕事はここまでとなりました。
ただ、クラッチフルードは塗装を溶かして剥がしてしまうため、漏れたままでは大変なことになります。
クラッチ・ブースターの周りに「オイル吸着マット」を巻き付け、簡易的に補修を済ませて作業終了としました。
ついさっきまで普通に走っていたのに、いきなり動けなくなると誰でも焦りますよね。
しっかり定期点検をしていても見付けられない不具合もあります。
クラッチ・ブースターの中にあるゴムも経年劣化で傷んで来ますし。
メーカーさんは、『定期交換部品の適正交換で予防整備を!』と言いますが、コストを考えるとなかなか対応できませんしねぇ・・・
皆さん、何か少しでも不調を感じたら、点検を受けて下さいね!
大型トラックのバッテリー交換などのご依頼で、2台のトラックのバッテリー交換と、4台のトラックのバッテリー点検・液補充で、四日市市の運送会社様車庫へ出張して来ました(^▽^)
今までは自社で交換していたそうなのですが、これまで仕入れていた海外製バッテリーと当社が販売する国産バッテリーと価格が変わらず、交換作業も手間なので当社をご用命していただきました!
バッテリー液の補充が面倒(トラックのバッテリーは荷台のすぐ下にあるので上から覗くことも出来ず液量の点検もしづらいのです)なこともあり、他のトラックもバッテリー液を補充し、CCAテスターで性能チェックも済ませました。
これから、エアコンを酷使する季節になりました。
トラックも乗用車も、弱ったバッテリーは突然のトラブルを招きます。
診断やバッテリー液補充だけでも出張できますのでお気軽にお電話ください。
バッテリーの交換につきましては、他店でお客様が購入されたものでも交換致します。
また、使用済みバッテリーは無料回収しておりますので処分に困ることもございません!
当社でDPF強制再生が行えるようになりました。
愛知県はもちろん、三重県や岐阜県などへも出張して現地にて強制再生を実施します。
高速道路のサービスエリアへも出張いたしますので、一旦高速道路を降りて通行料金やETC割引が無駄にかさむこともありません。
(一部車種においてコンピュータのソフトが未対応のものがあり、再生実施ができない場合がございます。ご了承下さい)
最近のトラックやディーゼル乗用車についている「DPF](メーカーにより呼び方は違います)ですが、一般道の走行が多かったりエンジンの始動と停止が頻繁な走り方の車はマフラー内のセラミックフィルターに”すす”が溜まりやすくなり、再生(浄化再生、燃焼、すす焼きと言ったりもします)の頻度が増えてしまします。
通常は走行中に自動的に再生しているので気にしなくて良いのですが、自動再生では再生しきれない場合は「DPFランプ」等が点灯・点滅したりするので、早めに車両を停車させアイドリング状態で『手動再生ボタン』を押し「手動再生」を実施します。
しかし、車両が要求する「手動再生」を無視して走り続けたり、再生が終わらない状態で勝手に再生を終わらせたり走行を始めたりする行為を繰り返すと、車両のコンピュータが走行の制限をかけ通常走行ができなくなってしまいます。
これは、マフラー内のセラミックフィルターに”すす”が規定量以上に溜まったり、通常の再生では燃やしきれない状態となり排気ガスを排出できないおそれがあるためエンジンの出力に制限をかけてしまうのです。(走行速度が制限され、高速道路40km/h程度になることも・・・)
この状態になると、『手動再生ボタン』を押しても再生を行うことはできず、運転手さんはもうお手上げです・・・
また、トラックの場合ディーラーによっては、現地へ出張しての対応をしていないところがありますので、その場合は出力制限がかかったまま最寄りのディーラーへ入庫させなければなりません。
それが夜間や休日ですと時間外対応をしているディーラーが限られ、数十キロも移動させられるハメになることもあります。
当社では、DPFの強制再生を行うコンピュータを新規導入しましたので、走行不能となっているお客様の元へ駆けつけて対応できるようになりました。(対応できない車種もあります)
また、DPFの再生頻度が多くなってきたなど異常を感じる時は診断だけでも伺いますので、まずはお電話にてお気軽にご相談下さい。